NISSO MUTE S

ニッソーのMUTE Sレビュー

ニッソーの静音型エアーポンプ MUTE S

従来の電磁石の振動で空気を押し出すシステムと違い、ピエゾ素子という部品をつかって空気を圧縮、送出するシステムになっています。
空気送出量は記載がありませんが、30L程度の小型水槽向きとの記載があります。

実際に使ってみた感想ですが、確かに静かで、振動も少ないと思いました。同クラスと思われる日動のノンノイズ S-100も使っていますが、より静かと感じました。ただ、静かといってもエアーストーンなどで発生する音は同じなのでそこは留意する必要があります。
エアホースと逆流防止弁が付属しており、エアストーンなどをつなげばすぐ使用できます。
スペックシートに記載がないので流量はわかりませんが、同じエアストーンをS-100(吐出流量:約1.0L/分) と接続した場合の比較写真掲載します。

MUTE S

MUTE S

S-100

S-100

ほぼ同じくらいかなという印象ですので、おそらく1L/分程度の流量だと思われます。

S-100もそうですが、底面のエアリフトとして使うには力不足です。
テトラ (Tetra) ツインブリラント フィルターや底面濾過フィルターをドライブしてみましたが、ほとんど水が出てきませんでした。
もうワンランク上のポンプが必要で、同等品ではMUTE D ホワイトというという商品が最近発売されたようです。

欠点としては

    1. パワーは低い。エアーの供給のみに対応
    1. 値段が他の同クラスのエアーポンプの倍程度
    1. 本体を吸盤で水槽に張り付けるタイプだが、取れやすい。張り付けないほうがいい
    1. 付属のエアチューブがビニール製で折れやすい

といったところかと思います。
値段の問題もありますが、寝室等で少しでも静かにしたいという方にはいいかと思います。

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