エビの酸欠対策

ビーシュリンプやミナミヌマエビは熱帯魚にくらべて酸欠に弱い生き物です。
特に、夏場の高温時は酸欠になりやすく常時エアレーションできればよいのですが、CO2添加などの問題でそうもいかない場合も多いです。

常時見張っていれば、動きがおかしいなどでわかるのですがそうもいきません。

そこで、エビの”逃げ場”を作ってみてはどうでしょうか?

水槽の上部は比較的酸素濃度が高いため、酸欠時には水槽上部に集まることが多いのです。
しかし、掴まるところがないと、掴まるところを探して泳ぎ回ることが多いです。

よく、”エビが泳ぎ回っているときが危ない”というような記述を見ますが、これはおそらく、酸素濃度が高いところを探して泳ぎ回っているのではないか?と私は思っています。

そのような状況にしないことが大切ですが、機器が止まってしまうなどの事故もあると思います。
そこで、比較的水面の近くに止まるための場所を作ってあげるのです。
背の高い水草、浮き草などが良いと思います。これで、少しだけ時間が稼げます。

エビがそれらに集まっていたらかなりやばい状態です。すぐエアレーションや水替え等の対処をすぐしましょう!

ただし、水面に足場があると、エビが水槽外に飛び跳ねてしまうことがあります。
100%防げませんが、”蓋をする”、”水位を下げる”などの別の対策が必要です。

最後に、エビの状態を観察するポイントを列記します

・エビの状態が良い時
水槽の底の方にいる個体が多い
水槽の底で高速でツマツマしている

・エビの状態が悪い時
むやみに泳ぎ回っている
じっとしていて動かない。ツマツマしていない。
水面近くにいる個体が多い

タイトルとURLをコピーしました